イエヒト 建築家の注文住宅 事例
小荷駄の家
◆建設地:山形県山形市
◆用 途:専用住宅
◆構 造:木造2階建
◆床面積:131.89㎡(39.90坪)
◆設 計:株式会社 本間総合計画
<概要>
この家の敷地は南北に細長く、また密集地の為、1階部分への採光が課題でした。
そこで、2階のサンルームの床にファイバーグレーチングとポリカーボネート板を敷き、光を導いています。
2階のトップライトや窓から集められた光は、ファイバーグレーチングを通して、1階のリビングダイニングと北側に位置するお母様の部屋へと注がれていきます。
山形市は周りが山々に囲まれた盆地のため、夏は蒸し暑く、冬は寒く雪がたくさん降る地域です。
そのような気候に合った家造りが必要でした。
建て主さんからの要望にも、通気性の良い家造り、雪対策のなされた家造りが挙げられました。
・通気性の良い家造り
~大きな窓~ 光を取り込んでくれる東側の大きな窓は、家の通気性も良くしてくれます。
・雪対策がなされた家造り
~玄関の屋根~ 玄関入り口に屋根を設け、玄関前の積雪を防ぎ、除雪作業の手間を省く配慮がされています。
・暖房対策がなされた家造り
ここは、寒冷多雪地であることから、駐車場に電気式ロードヒーティングを埋設しています。また、蓄熱式電気暖房機を1階・2階に1台ずつ設置し、電気温水器置場を乾燥室に利用できるよう考慮しています。