依頼主自身が「工務店」になる!?
多くの人にとっては、人生の一大事業である家づくり。そこには、
- ● 家を建てようと考え、実行に移す「依頼主」
- ● 依頼主の思いや願いを形に変えていく「建築家」
- ● 設計図面に基づいて実際の家をつくり出す「専門業者」
そのうえでオープンシステムが目指すのは、依頼主が選択権を持つ家づくり。つまり、依頼主に「工務店」としての役割を担っていただくことになります。すなわち、プランづくりにも、工事方法の選定にも、もちろんコストの管理にも積極的に参加していただくわけです。でもあなたとご家族だけでは、専門的な判断は難しいでしょう。そこで頼りになるのが建築家の存在です。
オープンシステムでは、依頼主と建築家はパートナー。依頼主は建築家からの助言を得ながらプランニングに参加し、依頼主自らが専門業者の発注元として直接契約を結ぶ(分離発注方式)など、家づくりと正面から向き合います。それはこれまでにはない、とても贅沢で、ある意味面倒な家づくりの進め方ですが、私たちはこの形こそが本来の家づくりのあり方だと考えています。
オープンシステムでは、依頼主と建築家が何度も打ち合わせをくり返し、専門工事業者の選定から、使用する建材や機器の選定まで、独自の仕組みをつくっています。そのメリットは...
工務店の管理費としてプラスされていた費用を削減できるため、総費用が大きく圧縮できる。
各業者から提出された細かな見積り項目を確認できることから、ムダな部分や必要のない工事を削って、本当に必要な部分に必要な費用を充てることが可能。